2021年iPad Pro購入前の検討と準備

今年最初のApple Eventから

2021年最初のApple Eventが発表されました。一番の注目であるiPad Proは予想通り発表され、その他にiMacとAirTagも同時に発表されました。
予想と違ったのはApple Pencilの新製品は出てきません。ある意味良かったところです。
新社会人、学生など一部の人にとっても新機種発売を待っていた人もいると思います。M1チップ搭載されたMacbook AirやMacbook Proを購入済みの人もいることでしょう。2020年秋に発売されたiPad AirはA14チップ搭載されたのでiPad Proと比較して性能の逆転現象がありました。ようやく5月から発売されるM1チップ搭載のiPad Proが出ることでProらしいラインナップとなりました。
iPad Proも高価格製品ですので何だかんだと使い勝手のいいMacの方が自分には合うと言う人もいるでしょう。

今年はiPad Pro 12.9を選ぶ

iPad Proのモデル選択

i-simTripが最初に購入して使っているタブレットはiPad Pro 11インチセルラーモデル 64GBです。初めてですしどこに持っていっても使いやすい携帯性を重視しました。また、当時Wi-Fi接続できる場所はあまりないこともあり、そして海外旅行時にSIMを差して使いたいためセルラーモデルにしました。
しかし、実際に使いこんでいくと11インチで小さすぎることが判明しました。11インチって確かに携帯性はありますが電車の中を想定するとそれなりに大きいので在来線では周りの人に見られやすくiPhoneの方が使いやすいことに気づきました。そこだけを重視するのであればiPad miniの選択になるでしょう。出張時に新幹線で使う場合はiPad Proは最適です。そして複数のアプリ同時に使いたい場合も発生します。そういう場合Split ViewやSlide Overで2つのアプリを立ち上げますが、ちょっとしたコピペであればSlide Overが使いやすく11インチでもそれほど問題になりません。しかしSplit Viewで2つのアプリを使う場合画面が小さすぎ感が出ます。iPad miniを2つ使っているような感覚です。PCライクに使うためのSplit Viewなので画面が小さすぎて気持ちよく使えません。他の人のYouTube動画レビューを見るとSplit Viewを使いたい人は12.9インチの方が断然いいことに気づきました。
今では携帯性の高いノートPCでも13インチ前後が主流ですし。そして家で普段使いするケースでも11インチは小さすぎ感があります。普通のテレビでも大画面が普通に普及している時代に11インチiPad Proで動画を見ても迫力に欠けます。
そして2018年モデルのiPad ProはA12Xチップです。2020年モデルだとA12Zです。このチップ性能で動画編集をしようとすると4K(30fps)までで頭打ちします。4K(60fps)の動画編集は再生時画面落ちしてカクカクして使い物になりません。そう言う意味でも最新チップであるM1チップのiPad Pro製品が必要になります。そして動画編集では多数の動画ファイルを扱います。ストレージサイズも大きい容量が必要になります。64GBモデルではHD動画であれば問題ないですが4K(60fps)を撮影したファイルは大容量になります。最低256GB、できれば512GB欲しいところです。H265(HEVC)形式であれば256GBで4時間少々の動画ファイルを扱えます。この時間ぐらいだと1回の旅行分をGoProで撮影してiPad Proに取り込んでおけます。
旅行から帰宅後に家の大容量なPCに後でiPad Proから長期保存すればいいのです。結果2021年購入すべきモデルが見えてきました。
最終的に4/30予約するとき選択する機器はズバリiPad Pro 12.9インチ、 256GB、セルラーモデルにします。512GBが一番安心でしょうけどそこまでプロフェッショナルなことをしないし本格YouTuberのように何回も旅行に行けないですし。とこの前は考えましたが１つ忘れていました。Lumafusionで使うキャッシュです。また今回の動画だけだけでなく以前の旅行分を保存して旅行中に動画編集もするケースが考えられます。そういった場合256GBでは不十分ですので512GBを選択することにします。メモリー16GBになる1TBストレージモデルが性能アップ的にはいいですが、そこまですると価格が跳ね上がります。ストレージサイズ的には余らせることが確実ですし、そこまでの価格の製品を購入するなら次期モデルの買い替え費用に充てた方が得策と考えます。
セルラーモデルにするのは個人的な好みだけです。現在使っている状況でもWi-Fi接続がほとんどです。普通の人はWi-Fiモデルで十分だと思います。旅行先でも本当に外で使うケースはまれにです。ホテルや空港、新幹線のWi-Fiで使うことがほとんどだと思います。ＬＣＣの機内では確かにWi-Fiありませんが、そこではストレージに保存した動画編集したり、オフライン動画を見ると思います。ちなみにセルラーモデルはGPS機能が使える利点があります。iPad Proでナビを使いたい場合はセルラーモデルが必須となります。

iPad Pro 12.9インチに使うアクセサリーの選択の検討

現在使っているiPad Pro 11インチモデルはケースをSmart keyboard Folioを一緒に購入しました。このタイプでも重さはそれほどでもなかったのである意味正解でした。しかしキーボードの入力は普通の物理キーボードと比較して使いにくいです。そして外出先も含めてキーボードを使うことってそんなに多くないです。このブログ投稿の文章が一番多いかもしれません。ほとんどは動画閲覧、Web閲覧、メール確認なのでキーボードを使いません。そして動画編集でも文字数がそんな多くないし。そう言う意味ではSmart Keyboard Folioって今回は不要と考えました。12.9インチになれば重量も700g弱あります。単純にケース機能だけが最適と考えSmart Folioに決めます。ちなみにMagic Keyboardという高額製品もありますが、これはiPad ProをノートPC化するようなものです。普段使いをノートPCのような使い方をするのであれば、iPad ProではなくMacbook AirなどのPC購入の方が断然いいと思います。
後になってメルカリからApple Pencil (第二世代)を購入して使っています。現在はiPad Pro 11インチモデル＋ケース＋Apple Pencil+外付けサードパーティのBluetoothキーボードの組み合わせで使っています。充電器もAnkerのUSB-C (PD)タイプの充電器とUSB-Cケーブルを多数持っています。
流用できるのはApple Pencilと外付けサードパーティのBluetoothキーボード、充電器と充電ケーブルです。iPad Pro 12.9インチで別途購入すべきはケースのみとなります。

ケース購入して後は4/30を待つのみ

4/21Appleで発表した翌日4/22夜にiPad Pro価格比較のためApple Storeを開くとアクセサリーを既に購入できるようになっていました。本体と一緒に購入すると入荷待ちになる可能性もあるので買えるうちに購入してしまいましょう。と言うことで購入しました。発送は翌日です。早い。

早速開封です。iPad Proもまだ購入していないのに2018年モデル利用者からするとカメラの口が正方形で広くなっていることが目につきます。そしてはこの裏側に使うパターン図が載っていたのでペンで描く時は横30°ぐらいに傾ければいいのか？と気づいた次第です。
今回のSmart Folioは白にしました。現行はネイビーで暗い色でしたし、使っていくと表面が擦れたりしてヘタってくるのがわかります。後で買い替えも考え明るいAppleらしい色で白にしました。汚れが後で目立つことは承知の上です。

後は4/30 21:00を待つのみ。そして5月後半の本体到着かと。購入する人みんなの本音でしょうけど折角日本はGW休みなのでこの時期にゆっくりと触りたかったところです。

iPad Pro予約後に不足品の購入

4/30予約時の記事を書いていませんが、無事iPad Pro 12.9インチの購入予約が完了しました。ケースだけを購入すればいいと考えていましたが不足品があることに気づきました。
と言うのはフィルムです。まあi-simTripの場合ガラスフィルムですが、それを購入することを忘れていました。と言うことで早速Amazonから購入です。Apple Pencilで描く人はペーパーライクフィルムを購入する人もいますが、miniLEDで画面が綺麗に表示されるようになるのにペーパーライクフィルムではダメにしてしまいます。と言うのは液晶表示を100%透過してくれません。このことを伝えているレビューアは少ないですよね。ペンで描くことをメインにしたい人だけが使うべきでしょう。私の場合、描くと言うことはほとんどないし動画編集や閲覧に使うためですので画面表示が綺麗に越したことはありません。選択肢から外れます。
結果、表画面に貼り付けるガラスフィルムは「ESR ガラスフィルム iPad Pro 12.9 (2021/2020/2018)用 保護フィルム HDクリア強化ガラスフィルム 傷防止 簡単貼り付けガイド枠付属」を購入しました。ガラスフィルムを正確に貼り付けるためのガイドが付いていることと透明、0.3mmの薄さ、指紋防止があることが決めてとなっています。11インチより大きくなったためフィルムを綺麗に貼ることは重要と考えます。更に「ESR カメラフィルム iPad Pro 11とiPad Pro 12.9 (2021/2020) 9H強化ガラス 保護傷に強い 3D全面保護カメラレンズフィルム- ブラック 2枚入り」と言うiPad Pro裏側のカメラ部分のフィルム製品がESRから出ています。これも購入しました。こういったカメラレンズのフィルムって中々しっくりくるものがなかったのですが、これはイメージと合いますししっかり保護してくれそうで安心です。
フロントのガラスフィルムはESRでなくてもいいものはあるのですが、カメラレンズフィルムと同じメーカにしたかったという理由もあります。
本当にこれで後はiPad Pro 12.9インチ本体の到着を待つだけとなりました。