KYF31というauガラホのSIMロック解除
中古スマホ、ガラホのSIMロック解除
2019年9月より総務省の「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」の中の「中古端末のSIMロック解除」にキャリアの方で対応しました。それによって様々なスマートフォンなど携帯電話機器を中古ショップで購入して違うキャリアのSIMで使えることが可能になりました。日本国内であればMVNOで使いたいという場合に有効的です。そして海外旅行に行った時に現地のプリペイドSIMで使うということも有効的だと思います。例えば最新のハイエンドスマートフォンであれば高額で盗難にあうリスクがあります。そういう場合、盗難リスクを回避したい人であれば中古の安いスマートフォンを購入してSIMロック解除して持っていくといいと思います。
auガラホ GRATINA 4G (KYF31)のSIMロック解除
ということでauの中古ガラホであるGRATINA 4G KYF31という機種を持っていますので、試すことにしました。まずはmy auサイトにログイン(未契約者でもアカウント取得可能)します。そしてSIMロック解除のページでIMEI番号を入力すればすぐにSIMロック解除されます。その前に本人確認のためSMS認証があります。当初これだけでSIMロック解除された状態になると思い込んでいました。しかし機器側の作業もあることに後で判明しました。
ガラホ側のSIMロック解除手順
まずmy auでSIMロック解除した後に、機器側の作業をするために違うキャリアのSIMとWi-Fi回線が必要となります。SIMロックは機器の方で設定されています。そのため違うキャリアのSIMを差して、設定から「SIMカードの状態」という画面を開きます。状態が使用不可になっていることと思います。ここで更新操作を行います。
するとWi-Fiでauの何らかのサーバとSIMロック解除機器なのか確認のために通信されます。SIMロック解除機器と判断できれば機器のSIMロックが解除されるという仕組みのようです。OKボタンで再起動されます。
再度「SIMカードの状態」画面を開くと状態が「使用可能」となっていることを確認できます。以上で中古機器のSIMロック解除方法となります。
楽天モバイルMNOをガラホで接続試験
楽天モバイルMNOのAPN設定
まずはAPN設定をしましょう。詳細は割愛しますがAPN名を「rakuten.jp」を設定します。するとアンテナピクトが4Gと表示されました。このガラホの場合、この表示となることで通信が可能となったことがわかります。
試しにWi-FiをオフにしてブラウザでGoogleサイトを開くと無事表示されました。他にも通話やSMSが可能なのか確認しました。すると他のスマホから楽天モバイルに電話を掛けると「電波の届かない場所にいるか・・・」のメッセージとなり通話できません。逆にガラホから発信も不可能でした。
無料サポータープログラム利用者の書き込みでAPN名imsを設定するとVoLTE通話できるという話があったので同様にするとアンテナピクト自体が切断状態になりました。楽天モバイルMNOをガラホで利用できないか?検証しましたがデータ通信のみ可能という結果になりました。
またガラホは内部的にAndroidですのでRakuten LinkアプリのAPKファイルを手動でSDカードで持ってきてインストールするという手段も不可能ではないと思いますが、面倒なのでそこまで試すことはしませんでした。
あまりメリットのない方法なので普段使いには向かないと思います。以上ガラホを楽天モバイルMNOで使えるか?の検証でした。[:]
コメント
かんたんけーたい KYF38なら通話、SMSはsim入れるだけで使えます。
APNを設定すれば通信もできます。