楽天モバイルオンラインで契約者譲渡手続き

楽天モバイルにMNP後の契約者変更が楽に

楽天モバイルのサービスが正式開始してから2022年6月まで1GBまでは無料で利用することが出来ました。しかしその制限は1回線のみ。ということは子供や家族の回線をまとめて一人で契約している場合だと無料で利用することが出来ません。そのため楽天のアカウントを利用者単位で作成し、子供や配偶者とかに契約者を譲渡する手続きが必要でした。それが非常にやっぱいで書類で送付する手続きで手数料も\3,300かかりました。7月以降は最低料金\1,078からとなったため譲渡するメリットがありませんので譲渡手続きをする人は少ないでしょう。
既に家族それぞれの回線を個人ごとの楽天モバイルアカウントにしている人はデメリットが出てきます。無料じゃなくなったし子供の回線を別の電話会社にMNPしようとします。しかし契約者が子供なのでMNP先が限定されます。未成年者で契約不可ってところが多数なのです。まして小学生など低い年齢は全て不可能です。MNPしたい場合、子供→親名義に譲渡手続きが必要になってきます。
最近調べたところMy楽天モバイルでオンラインによる譲渡手続きが可能になっていました。
このサービスが提供されたことを知らない人が多いと思うのでこちらに記載します。

楽天モバイルの契約者を家族間で譲渡手続き

まず、スマホのアプリまたはWebのＭｙ楽天モバイルを開きます。契約プランを開き、「各種手続き」の「その他の手続き」の「各種手続きはこちら」をタップします。

その他のお手続きの中に「契約者変更（譲渡）」というメニューが増えています。これを選択して画面を進めましょう。

すると新しい契約者の入力画面が表示されます。
ここで譲渡先の情報を入力します。

次に進むと譲渡手続きをするためのURLが表示されます。
忘れないようにメモを残しましょう。
Webで手続きをしている人は一度MY楽天モバイルをログアウトしてから、このURLをブラウザで開きます。譲渡先の楽天IDでログインして契約手続きを進めていきます。
このあたりは普通に回線契約と同じような画面が進みます。免許証やマイナンバーカードなどの画像をアップロードしたり、スマホのWebで進めればeKYC認証で自身の顔をカメラで撮影で手続きをスムーズに進めることが出来ます。
無事手続きが終われば以下のようなメールが譲渡元、譲渡先に送付されます。

後は手続きが完了するのを待つだけです。
ここで以前MNPや新規回線契約の時にはそれほど時間がかからなかった記憶があるのですが、12月ということもあり手続きが混雑しているからなのか？または譲渡は手続きが大変なのか？わかりませんが、土曜の朝10時に手続きしてから日曜の深夜1:00近く手続き完了メールが来ました。
夜9時すぎぐらいに利用しているスマホのSMSにRakuten Linkが使えなくなるという通知がありました。

楽天モバイルの契約者譲渡手続きの総評

楽天モバイルの契約者譲渡手続きの申し込みそのものはそれほど難しくありません。
楽天モバイルの方で実際の手続きが開始されると、現在利用しているスマホのRakuten Linkが使えなくなります。ログアウトされてしまい、手続き完了後に譲渡先の楽天アカウントでログインする必要があります。また、各種オプションサービスは移行されません。オプションサービスを一度確認して契約しなおしましょう。
ちなみに今回の回線は子供用のため「あんしんコントロール by i-フィルター」を使っていました。譲渡前のMy楽天モバイルでは契約が解約済みと表示されるためオプションサービスの状態も見れないのですが、この手のオプションは月単位でi-フィルターのライセンスのため何もせずに使えています。そのため移行月は譲渡先の方で「あんしんコントロール by i-フィルター」を契約せず、翌月契約することをお勧めします。
オンラインによる譲渡手続きそのものは\0ですが、契約プランが最低\1,078です。日割りもないようで純粋に譲渡元アカウントと譲渡先アカウントでそれぞれ\1,078かかると思われます。
個人的には楽天モバイルから別会社にMNPするために親の名義にしたので12月下旬までは親名義状態の楽天モバイル回線を使い、下旬にMNPする予定です。折角\1,078かかっているし。