2021年Apple新製品の発表イベント
iPad(第9世代)が発表
毎年この時期のAppleの発表イベントを楽しみにしています。なかなか深夜2時に起きているのはしんどいので最近は早朝に見るようになりました。最初に発表されたのはApple TV+とiPad(第9世代)です。iPad 9thに搭載されるチップがA13となります。画面などは今まで同様にボタンがあって古臭いイメージのままですけどとにかく安く使いたい人や初めての初心者が試してみたいと考えている人にお勧めです。A13チップなのでiPhone 11と同じ世代であり型落ちしていると言ってもまだまだ高性能です。エントリーモデルであるiPadと言えば性能が低いイメージでしたが今年のモデルは数年は継続して使えるでしょう。アップデートもまだまだ継続して提供されるだけの性能があります。
2021年一押しとなるiPad mini 6
そして2021年1番お勧めと言える製品はiPad mini 6です。こちらはiPad Air同様に電源ボタンにTouch IDが搭載されて画面下に丸いボタンが無くなりました。画面が最新モデル同様にフルスクリーンとなり8.3インチのサイズになります。画面サイズが大きくなりましたが物理サイズは小さいです。
チップは2021年モデルのiPhone 13同様にA15チップが搭載されます。iPhone 13 Pro同様にGPU5コア搭載されますが若干動作クロックが低くなっているという情報が出ています。A15チップですのでWi-Fiモデルではなくセルラーモデルであれば5G対応となります。しかしsub-6のみの対応となる点が残念です。
そして物理ポートがUSB-Cになりました。iPad ProのようなThunderboltではないですが、USB3.1 Gen1で5Gb/sの速度となります。ペンも第2世代タイプで本体脇にマグネットでくっつける方式です。日本で1番人気がでるモデルと言えます。なぜか?って?
それは携帯性に優れているからです。スマホに近い持ちやすさがあり電車などでの使い勝手がいいですからね。メインの場所が家で使う人であれば使っているうちに画面サイズが小さいことで迫力に欠ける印象を持つと思います。
さらにオーディオはiPad mini初の左右にスピーカーが搭載されステレオ対応します。横向き表示した状態でステレオ再生出来ることは大きなメリットです。また使う人が少ないでしょうけどカメラ性能も上がっています。今の時代でよく使うだろうフロントカメラは超広角レンズでセンターフレーム対応します。Zoomや Teamsでテレビ会議するのに便利いいでしょう。
がっかりなApple Watch series7
今年のApple Watchはがっかりです。チップはSeries6から変わっていません。特徴と言えば画面の表示領域が広がった点と高速充電対応しました。発売前に何らかの致命的な問題が出たのだろうという見解を各種リーク情報を紹介しているサイト記載されています。無理に買い替えしない方がいいでしょう。
iPhone 13はX60チップだけどミリ波未対応
2021年発売されたiPhone 13は一言で言えばiPhone 12のマイナーアップデートと言えます。A15チップになり性能は順調に性能アップしています。今年のモデルではeSIMのデュアル対応しました。以前は物理SIM+eSIMの組み合わせでのみデュアルで使えましたが、今年はeSIM+eSIMの組み合わせも可能です。
また通信チップはクアルコムのX60搭載です。X55と比較して省電力になっていますのでバッテリー持ちに寄与しています。
iPhone 13であれば色のラインナップが多くありカラフルです。ハイモデルであるiPhone 13 Proシリーズは色の種類が少ないですがグラファイト、ゴールド、シルバー、シエラブルーと4色です。シルバーとゴールド以外は新色と言えます。特にシエラブルーは人気が出ていますね。
画面の明るさも1200ニトまでアップされました。ProシリーズのA15のみとなりますが、GPUが5コア搭載されました。標準の13の方は4コア。
このGPU性能やNeural Engineの高性能化を使って映画のような撮影が可能になっています。シネマティックモードで撮影出来ます。その他にHDR4やPro res対応しました。暗視での撮影もより明るくなります。
今年のiPhone 13 ProシリーズではPro motionテクノロジーで搭載され画面のリフレッシュレートが120Hz対応しました。リフレッシュレートはダイナミックに変わるようです。
ラインナップとしてはストレージサイズが128GBからになります。しかしここで注意がありProモデルはPro res撮影が可能ですが128GBモデルでは1080pまでしか対応しません。256GB以上であれば4K Pro res撮影可能になります。
2021年モデルiPhone 13の検討
紹介が雑になりましたが、以前のiPhone 8やXR、Xまでのモデルを使っている人であればiPhone 13への機種変更はありだと思います。というのはこの世代の人はeSIMも使えませんので使い勝手の改善が欲しい人も多いと思うからです。
しかしiPhone Xs以降を持っている私ではもう一踏ん張りが足りません。具体的には5Gミリ波対応が米国のみから変わっていません。現状ほとんどの国のキャリアの5GはSub-6のみです。そして通話もVoNR未対応です。LTEと一緒に使うNSA構成の5Gだからですね。完全な5GであるSAはまだこれからです。このように世界でまだまだ5Gが経ち上がったばかりというのも大きいかもしれません。実際日本でもまだまだ5G対応のエリアが広いとは言えません。大都市圏で最近ようやく5Gエリアが広がってきたかな?って思えます。ミリ波のエリアも増えていますが点の広さ程度ですのでまだまだこれからという印象です。
しかし大都市以外で考えるとSub-6のエリアもまだまだスポット的です。ミリ波に至っては点の数そのものが少なくほとんど増えていません。
iPhone 13に搭載されたチップはクアルコムX60でミリ波もVoNRも両方対応していますがiPhone上では米国のみがミリ波対応させいてもVoNRは無効化です。
来年のiPhone 14シリーズであればX65チップが搭載されるでしょう。2022年にはいい加減グローバルな型番でミリ波やVoNR対応させてくると期待しています。そのためあと1年待つ予定です。
ドコモの5Gエリアの予定を見ていると2022年になってくると5Gエリアもある程度地方でも使えるように予想します。しかしミリ波にはまだまだ期待できません。
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