iPhoneはAndroidと比べてアプリのサイズが大きい?
Androidアプリ本体はZIP圧縮されている
AndroidのアプリケーションはAPKという拡張子でパッケージングされています。Androidアプリを開発した人であれば、誰でも知っていますがソースコードからコンパイルするときにZIP形式で圧縮し最終的にはAPK拡張子のファイルになります。
そのためAndroidスマートフォンのアプリサイズは比較的小さいサイズになっています。このメリットはAndroidスマートフォンで行うデータ通信のパケットサイズが小さくなるという点です。自宅に帰ってWifi接続した時しかアプリをインストール出来ない、コンビニやスタバなどに寄って遅いWifiに接続してアプリをインストールっていうことをしなくても済みますよね。
iOSアプリ本体もZIP圧縮されているけど
iOSのアプリ開発をi-simTrip自身行ったことがないためアーキテクチャなど詳しいことは知りませんが、iOSアプリはipa形式ファイルのようです。このファイルも拡張子をzipに変更すると解凍できるためZIP圧縮されていると思われます。
iOSとAndroidで同じアプリを比較
AndroidとiPhone両方使ったことがある人であれば知っているGmailアプリで実際に比較したいと思います。
Android側は10MB程度ですが、iPhone側は131.6MBとなります。よく使用している他のアプリも同じようにiOSアプリの方がサイズが大きいです。
- iOSのGmail
- Androidのgmail
画面ショットがないですがOreo(8.0)のgmailで10.09MBでした。
パケット通信量はiOSが多くなるかも
アプリのサイズはiOSの方が多くなることの他に、バックグラウンド通信やアップデート、iCloudへのアップロード(例えば写真など)など様々な機能で何もしなくてもデータ通信が行われるようにiPhoneは設定されています。詳しい人がデータ通信やバッテリー使用の削減をするための設定方法を紹介していますので調べて設定すればデータ通信量を抑えることが出来ます。ユーザがどこまで使い勝手やセキュリティを考えて設定するか次第です。
i-simTripの場合、Twitterの写真や動画は見たいのでデータ通信時も見れるようにしています。このためパケット量が増えてしまいます。またAmazonは写真が多いのでこれも消費しますし、Gmailも意外と使用される経験をしています。個人的な使用量はAmazonやアプリのアップデートを出来るだけ自宅で行うようにしても1ヶ月で3GB未満という感じでした。
どのキャリア、MVNOが向いているのか?
auのauピタットプランは悩みどころ
docomoやソフトバンクは複数回線を使う、例えば家族で使用する場合などを前提に安さをアピールしています。auの場合複数回線ではなく1回線でのパケット量自体が少なければ安くなるという方法をとっています。最近のインターネットサービスは画像、動画を含んだサービスが多くなっていますのでちょっと使うだけでもパケット量が多くなります。そのたため安さを維持するのはとても難しいと思います。スマホを使用する月と使用しない月にムラがある人はいいと思いますが、そういう人は基本的にほとんど使わない人だと思いますのでガラケー向きな人でしょう。
MVNOとキャリア選択の悩みどころ
Docomoは複数回線でシェア出来るので生活スタイルにマッチする人の割合が多いのではないでしょうか?しかしドコモ自体の料金自体が他のキャリアと比較して割高です。MVNOの方がやはり料金を安く出来ます。どちらにしても家族でMVNOを使うのが一番安く出来きますし、キャリア契約に向いているのはサポートがほしい人、高速が好きな人、自分でモバイルサービスの機能や料金を調べられない人、既に固定回線も含めて囲い込みされていて抜け出しにくい人です。通話しかしないからガラケーで十分ですし、パケット通信を未契約にして通話だけだと意外にキャリアのガラケーも使えます。
また地方だと近くにあるのはキャリアのショップだけ、MVNOの契約はネットなので家のパソコンで契約、郵送で受け取る方法に敷居の高さを感じ人もいるでしょう。近くに格安SIMを使っている人がいれば周りの人も「じゃ、自分も使ってみよう」と次第に増えていくと思います。MVNOのシェア拡大は徐々に進んでいくのではないでしょうか?
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