子供用携帯電話の移行計画

i-simTripの家では音声通話は全てauで統一して利用しています。囲い込みされているようで個人的には不本意ですが、家族間での無料通話やSMS送受信がどうしても必要なためauの通話プランを組む必要があります。しかし現状の制限として固定回線や家族でのセットプランなどでの縛りは一切なく、せいぜい2年縛り程度となります。現在子供に持たせている携帯電話は古く3Gでの通話しか出来ないmamorino3という機種を4年近く使っています。流石に子供も大きくなってきたことですし、後3年ほど(確か2022年3月)でauの3Gが使えなくなることもありますので、2年縛りの更新時期に機種変更を検討した次第です。

子供用スマホは世代遅れで維持費も高い

しかし、ここで１つ問題があります。i-simTripの家族全ての電話は音声プランのみにしてありデータ通信は一切契約しておりません。何度も言いますが、ショップでの契約変更でLTEプロバイダ300円の契約を外すことが可能です。mamorino3だけはデータ通信も含んでいますが、実質未使用状態です。i-simTripはVoLTE対応のガラホを使っていてデータ通信の契約をせず音声プランの基本契約のみでVoLTE通話できます。この方法は近くのショップ店員から聞いて契約しているためおかしな利用方法では決してありません。この状態で子供用のみauのスマートフォンに機種変更してデータ通信可能なコースを契約すると単純に高額になります。またauショップから価格の高いスマートフォンを購入する気にはなれません。まして子供用スマートフォンって世代遅れで性能も低いです。
ここで思いついたのはマルチSIM対応のスマートフォンです。最近ではDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応でVoLTE通話中もLTE通信可能となっています。DSDV対応のスマートフォンを使えば、auの通話専用プランのSIMとデータ通信専用の格安SIMを組み合わせて利用することが可能となります。auのホームページを見ると持ち込み機種変更で携帯電話のプランで使うことが可能とあります。実際、i-simTripはiPhone 6sから中古未使用品のVoLTE対応のガラホに持ち込み機種変更した経験があります。通話(5分定額)のみのスーパーカケホのプランで1200円/月です。今回は子供用プランから大人用の同じようなプランになる可能性は理解しています。データ通信用SIMはi-simTripが現在使っているmineoで検討です。一番安い500MBプランで十分でしょう。不足した場合に1000MBまでフリータンクから受け取ることが出来ますし、i-simTrip自身、毎月余っていてフリータンクに入れていますので、必要に応じて子供に上げることも可能です。セキュリティをすごく気にする人もいますが、子供は既に何年も古いスマホを家のWi-Fi環境で使った経験があり何をしていいのか？悪いのか？を理解していますのであまり難しく考える必要はありません。

HUAWEI P30 lite購入とセットアップ

AmazonからP30 liteを購入

最初、auの更新月に買い替えを考えていましたが、子供と話し合っているとすぐに欲しくなったようです。お手伝いなどを条件に購入することにしました。iPhoneは高いので子供が経験済みのAndroidで検討します。Androidの場合、古い機種だとすぐにアップデート提供されなくなるため最新機種でロークラス対応とします。最初はAsusのZenfoneを検討しましたが、最新がこれから発売されるため、すぐに購入することができません。
子供とも相談しHUAWEI P30 liteに決めました。価格も安いですし、au VoLTE対応しております。baiduに通信する話が過去にありますが、何年も前の機種で出た話ですので今のタイプでは問題ではないと信じることにしました。Amazonで8/6(火)に購入申し込みしました。

ちょうど同じ時期に各キャリアやMVNOからも8/9(金)から発売する旨のニュースが出ていました。そのせいか不明ですが、Amazonからすぐに発送されず、結局到着したのは8/10(土)です。

HUAWEI P30 liteセットアップ

ヤマト運輸に受け取りに行き、早速開封、セットアップです。Androidで必要なGoogleアカウントは既にあります。HUAWEIだとHUAWEI IDというアカウントを作成する必要がある記事を見つけたので、その作業の心づもりをしています。
この時にはまだデータ通信SIMが未到着ですので、Wi-Fiのみでセットアップを進めました。セットアップは特に難しくなく進めていきます。１つ驚いたのはデータのインポート可能な機能です。Android端末、iPhoneまたはiPad、Googleクラウドバックアップの3種類からインポート出来るようです。古いAndroidなので、今回は新規セットアップで進めました。
後半にHUAWEI ID作成があります。作成した後に連絡帳へのアクセス権要求があり拒否しました。ロック解除はPIN、指紋、顔認証とあります。基本的なPINと指紋を設定し、無事ホーム画面を表示出来ました。その後、ソフトウェア更新によりEMUI9.1にアップデートしたり、インストール済みのアプリのアップデートを済ませます。

mineo DプランSIMセットアップ

P30 liteをセットアップした日の夜にmineoのSIMが到着しました。早速SIMを差し、APN設定、mineoアプリをインストールします。SIMトレイはSIM1ではなくSIM2側に乗せています。無事、データ通信できるとところまで確認したので、これで子供に引き渡します。翌日auショップに行く予定です。

auショップで持ち込み機種変更

auショップの対応に不満

翌日は用事がありちょっと遠くまで出かける必要がありました。家族で一緒に移動するため、用事が終わった後に出かけ先のauショップによることにしました。持ち込み機種変更は一度経験しているので、それほど難しく考えていません。たまたま蕎麦を食べに行く途中にあったauショップ尾花沢に立ち寄りました。まず持ち込み機種変更をしたい旨を伝えた後、電話番号と現在mamorino3を使っていること、音声通話のみを使いたいことを説明します。店員が契約状況などを確認したら、「音声通話のみは不可能。SIMフリースマホであれば4～5000円毎月かかるので高くなる」ような説明をされます。持ち込み機種変更で携帯プランを選べる旨の説明をWebで見た話をしましたが、しまいには店員からauの機種を検討しては？のような話までされる始末です。納得できない、機器を購入したくない旨を伝えその場を後にしました。

auのSIMはIMEiロック

自宅に帰宅後、再度auのホームページを確認します。今は新ピタットプランがベースですが、スーパーカケホなどは8月いっぱいまで申込み可能な旨の記載があるページを見つけました。もしかしたら新規申し込みのみ可能で変更が不可能なのかもしれません。

スマホの場合だとガラホと違ってスーパーカケホは1700円/月になるようです。ガラホのコースよりも高くなるため、DSDVのメリットが薄くなります。
ガラホに持ち込み機種変更という名目にしてSIMを入手し、P30 liteに差し直して運用するプランも考えます。VoLTE用SIMは⑨という記載がある灰色の「au Nano IC Card 04」SIMとオレンジ色も入っている「au Nano IC Card 04 LE」SIMがありますが、ショップで交渉して「au Nano IC Card 04 LE」を入手すれば、もしかして使えるかもと思った次第です。ここで再度現在i-simTripが使っている⑨記載の灰色SIMがあるのでP30 liteならもしかして使えるかもと試してみることにしました。結果、iPhone Xの時同様に使えないことが判明しました。アンテナピクトも基地局と接続していない状態になります。他のサイトを検索するとガラホで使っているVoLTE用SIMはIMEIロックされていることが判明しました。スマホ用として用意された灰色のSIMであればIMEIロックがなく他のスマホでも使えるようです。ガラホ用は安い料金プランであるため、スマホに使わせないようにする目的でauのガラホのIMEIだけに制限していると予想されます。

子供のみ絶対auからMNP

再度子供と話し合い、2年縛りの更新月になったらMVNOにMNPする方針になりました。DSDVとして使わず、mineoにMNPして先日購入したデータ専用SIMをMNPと同時に解約するつもりです。
個人的にauが好きではありません。それを再度認識した経験でした。過去にiPhone 6sをauから購入と同時に次回の機種変更のために貯金するような仕組みで毎月300円ぐらい貯めるオプションがありました。それも持ち込み機種変更時に返金されないというトラブルを経験しています。当時、au店員からは機種変更しなくても貯めた分の金額が戻ると説明を受けたのですが、無駄な支払いに終わりました。auでは説明にないデメリット(条件)が数多くあるようです。ここ2年前ぐらいからは4年縛りという仕組みがありますが、そろそろ機種変更する人も出る年だと思います。これもトラブルが多くなりそうな予感がします。MNO(特にau、ソフトバンク系)と直接契約している人は気を付けてほしいと思います。