Huaweiスマホ購入前に気を付けること
中国製スマートフォンのバックドア問題
上海のAdups Technology社というスマートフォン向け会社のファームウェアにバックドアを仕掛けられていたという問題があります。これを採用していたHuaweiやZTEという中華系スマートフォンに影響がありました。台数はなんと7億台です。
このAdups社のファームウェアのスマートフォンはユーザの位置情報やユーザの通話履歴、連絡先情報などを72時間おきにサーバに送信していたとニュースになりました。
位置情報が不明になるとBaiduと通信する
Huaweiのスマートフォンは中国製企業であるため、もちろん多くの中国人も使っています。中国ではGoogleに対して規制されているため様々なサービスのためで中国国内のサーバと通信しています。これがいわゆるBaiduととの通信です。
そして外国で販売されているHuawei製品の場合、位置情報を取得して中国国外であることがわかるとGoogleと通信するという製品仕様になっています。
普段スマートフォンを持ち歩いていてトンネル、建物内、機内モードとか位置情報を取得できない状態になることはままあります。そういう状態になった時には中国国内のサーバと通信されると思うだけでいやに思う人は多くいると思います。たとえグローバルな企業になったとしても何の情報が送られているのか?確証はありませんし、現時点で安心できてもアップデートされて、いつ情報漏えいするか?わかりません。中国は社会主義国であり、人権問題も出ている国です。そういう国の情勢も考えて中国製スマートフォンの購入を検討してほしいと思います。
Huawei以外のミドルクラススマートフォンの検討が大事
Huaweiは最近ドコモからP20 Proという製品が販売されてCMも多くなりブランドイメージが良くなりました。ドコモで販売しているから安心とは考えないでください。こういった情報漏えいのリスクを考えると他の国のスマートフォンを検討することは大事です。Huaweiのスマホを考えているということはミドルクラスまたはローエンドの安いスマートフォンを購入しようと考えている人が多数でしょう。
そういう安い価格のスマートフォンは例えば韓国や台湾メーカからも発売されています。Galaxy A8やZenFone5などです。日本でも販売されているモデルです。こういった他の機種も十分考えてからスマートフォンを購入しましょう。
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