海外版iPhone7を検討する理由

日本版iPhone7のメリット

2017年9月にiPhone7が発売されました。新色であるジェットブラックで購入が殺到、生産数も多くないようで待ちきれずに別の色で購入した方も多かったはず。
しかし、今回のiPhone7で注目されたことは他にもあります。それは以下です。

海外版iPhone7の弱点は？

今回日本独自の対応をするためと思われる機能実装のため、日本だけのモデルでiPhone7が発売されたました。そのため、海外版を購入したいユーザが気にする弱点が3点ほどあります。以下にその弱点と最後に1点メリットを記載します。

海外版、日本版iPhone7のメリット、デメリットを検討

Felica搭載がうれしいのは関東圏の人のみ

ここでi-simTripは考えました。今回せっかく香港に行くのだから、ぜひ現地のアップルストアに行って、海外版を購入することを前向きに考えたいと。
３大都市圏（特に関東圏が多いでしょう）の人はSuicaを利用している人は圧倒的に多いです。しかし、それ以外の場所に住んでいる人はSuicaはそれほど多いシェアはありません。私が住んでいる所でも、通勤はJRなのでsuicaですが、おサイフケータイ搭載のスマートフォン利用者であっても、通常のカードタイプのSuicaレベルで利用していることが多いように思えます。その理由は関東圏と違ってSuicaは定期としてしか利用しないからです。通勤は電車やバスでもプライベートの移動は基本車というのが多いからです。
そういう理由でそれほどiPhoneでFelica(Suica）を使えればいいでしょうが、決して優先順位が高い機能ではありません。

日本独自の1.5GhzLTEはどうでもいい

それでは1.5GhzのLTEバンドはどうでしょうか？それは今までのiPhoneでも対応してこなかったバンドです。800Mhz、1.7Ghz、2.1Ghz、2.6Ghz（TD-LTE)に対応していれば、日本のLTE利用で不便に思うことはありません。もしかしたら3大都市圏であれば混雑解消になる可能性の１つだと思いますが、全体的に必須である必要性は薄いですね。もともと高速化を目的としたバンドであるため、広いエリアで対応していませんから。

技適未対応は痛い

しかし海外版は技適未対応というのは確かに痛いところです。大手を振って海外版iPhoneを日本のキャリア契約のSIMを差して使えませんから。
個人レベルで言えば、どうでもいい感じです。iPhoneに限らず実際にはグローバル版Androidなどを使っている人もいるでしょうし、法律的には国際ローミングや外国人が期間限定で使うことを許可している段階で技適なしでも技術的に支障はないと言っているもんです。

海外版にCDMA2000未対応機種がある

アメリカ版などいくつかのiPhone7のモデルにはCDMA2000対応機器もありますが、今回購入を検討している香港版はGSMモデルになっており残念ながら未対応です。au回線を使う方は３G通信できないということになります。
しかし、ここで１つ言いたい。auってCDMA2000からLTEに早めに切り替えたい思惑があるため、LTE対応エリアが99%以上です。そのため３G通信できなくてもデータ通信に影響はほとんどないと言えるでしょう。
また、通話もVoLTE利用するでしょうから、これも問題ありません。
１つ気になるのはSMS(auの名称はCメール）が使えるのか？という点です。
いろいろと調べるとSMSもLTE上で通信可能な規格があって、実際にiPhoneではないような気がしますが。ある機種では使えるような情報が載っています。

なぜ？海外版iPhone7を購入したいのか？

しかし日本でiPhone7を買いたくない理由は何か？考えました。
１つ言えるのはカメラのシャッター音のうるささです。ただでさえ日本のスマートフォン（ガラケーもですが）は全てシャッター音がなるようになっています。
今回のiPhone7ではステレオスピーカーになった関係でうるさいと感じている人が多いようです。iPhone7ではないですが、i-simTripはAndroidスマートフォンで過去にグローバル版を購入した経験があります。シャッター音がないということは周りに申し訳ないと思うことなくカメラを使える気持ちよさがあります。周りには人だらけですし、静かな電車内では気になってスマートフォンのカメラを使えない人もいるはず。普通のカメラは音がならないのに、意味がないように思えます。私はroot権限でシャッター音をならなくしたりしたこともありました。
ここが重要です。ならば海外版iPhone7を購入しようかと考えます。