AndroidからiPhoneへ機種変更の検討
2015年5月発売の機種より、日本で発売されるスマートフォンでSIMロック解除が義務付けられました。ということで、i-simTripは2015年に発売されるNexusシリーズとは別にiPhone6s/6sPlusにも注目してきました。
2015年のNexus5x,6Pは
Androidスマートフォンは日本のキャリア経由で発売される機種はどれもカスタマイズされており、グローバルな使い方をする予定がある人にとってどれも使いにくい環境となっています。それを回避するためにはGoogle標準で発売されているNexusシリーズを検討する必要があります。
今年のNexusシリーズではCAで300Mbps 対応、指紋認証などどれぐらい変化と使い勝手が両立されているのか?それに注目してきました。
カメラ、指紋認証と周波数
画面サイズから言ってNexus5xを標準として考えることができます。そこで注目する欠点として浮かんだのは以下となります。
- カメラが光学式手ぶれ補正がなくなっている。
- 指紋認証が裏側にあって使いにくいかもしれない。
- 周波数はCAで300Mbps対応したが、AppleのiPhoneと比べて対応バンド数が少ない。
特に注目したのがB28(700Mhz)が日本に未対応である点。最近あるサイトで紹介されたが、B28にはアッパーバンドとローバンドがあるようだ。(もしかしてミドルバンドもあるのかもしれない)そして、日本では今後利用予定の700Mhz はアッパーバンドになっており、Nexus5Xはローバンドのみに対応しているということらしい。しかも最近購入した人柱となった方の話では日本のB28はラジオ的に無効化されているという。 - キャリア経由の発売は全てSIMロックされて発売される。iPhoneもSIMロックされているが、6ヶ月後解除可能という点は同じ。
iPhone 6s/6s Plusに軍配
ということで、Nexusシリーズには価格がApple製品よりは安いという利点以外に見当たりませんでした。あくまでi-simTripが注目していた点についての考えになります。
それに対してiPhoneは既に購入者が紹介しているのでご存じだと思いますが、LTEバンドの対応数が多い、性能の面は順調にアップされた感じ。
価格が高いということが欠点になりますが、最近携帯ショップに行ったら、さっそくドコモでは0円、Auやソフトバンクではキャッシュバックが少額ですが始まっていました。
Appleも顧客を囲い込む戦略が見え見えでオープンな考え方をする社風ではないため、個人的には好きではありませんが、スマートフォンとしてみた場合、今年に購入するのであればiPhone6s/ 6s Plusがおすすめと判断できます。
iPhone 6s/6s PlusにMNP
ショップや家電量販店をいくつか回ってみたところ、在庫がない種類もあり、今回傾向として見えたのが人口密度の低いエリアのショップに在庫が以外に多かったということです。
それと6s, 6s Plusのどちらを購入すべきか?悩みました。6sはローズゴールドがあり、すぐ購入できます。しかし6s Plusにはローズゴールドの在庫がありませんでした。
最終的には好みの問題ですので、どっちを購入してもいいかなと思います。
iPhoneを使用するのは今回初めてであり、アカウントは購入前に作成済みだったので、ショップではアカウントを入力するだけで済みました。ショップの人にはパケット通信が増えないよう、疎通確認したらすぐデータ通信をオフにして渡してほしいと伝えていましたので、帰宅後にゆっくりと自分で設定を進めました。
事前にiPhoneのGoogle関係のアプリを調べていて、Gmailのプッシュ通知をがないという書き込みが多かったのですが、i-simTripがインストールして設定を進めていったら、メール通知がすぐ来たのがびっくりです。Gmailの設定を見ても特に何分間隔という設定が見当たりませんし、i-simTripの他のアカウントでもセキュリティを気にしてログオンするとすぐメール通知設定を入れているアカウントなどですぐ受信通知されたので、2015年の現時点ではGoogleアカウントやアプリをメインで利用しているAndroidユーザでも不便なく利用できるかな?と期待をしています。
後日ゆっくりとIOS9環境を見ていきたいと思います。
iPhone6s Plusを使って1週間での感想
最初にiPhone6s Plusを購入して自宅のWifiに接続させてIOSのアップデートをしました。そのあと、まずは以下のアプリをApple Storeからインストール。
- 標準的なGoogleアプリのインストール(gmail, google map, youtube, keep, フォト, 二段階認証, ストリートとか)。インターネットを使う環境としてGoogleを使うという選択肢は必須です。
- ジョルテ
- atok(購入しました)
- yahoo(ニュース, 天気)
- 他個人的に内緒にしておきたいアプリ
それからは設定を起動し、各種設定をしていく感じです。
- モバイルデータ通信では念のため使用しないアプリでLTE通信を不可能にします。
- 通知では余計な通知や音をアプリ単位でオフにします。
- おやすみモードで深夜の着信音や通知をしないようにします。
- 一般ではバックグラウンド更新でバックグラウンドでコンテンツ更新をさせたくない、不要なアプリをオフにします。
- TouchIDでは指紋登録
- プライバシーでは位置情報サービスを確認
- iCloudでは写真、メールをオフにします。パケット通信の低減の目的以外で考えても個人情報を外部に流しすぎるのはどうかと思います。
- iTune Store/App Storeではミュージック、ブックをオフにして、更にデータ通信をオフにします。自動ダウンロードで不要なデータを流さないようにということと、LTEをそれに使用させないためです。
- メール/連絡先/カレンダーは必要に応じて
それからi-simTripがキャリアメールを使用することはありませんが、何らかの通知が来ることもあるので、ezWebのメール設定をします。また、auのWifiを使用するためにKDDIのサイトに記載されている手順通りに設定したら、「au WALET」「デジラアプリ」「紛失対策」「au Wi-Fi」「auサポート」のショットカット用アイコンみたいなものがインストールされました。このアイコンを起動するとAppStoreが開き、アプリのインストールが促されます。どれが不要かこの時点で判断できないため、Wifiだけこのアイコン経由でアプリをインストールします。
という感じで少しずつ設定を変更しつつ、1週間使用しました。
IOSは品質が良い印象
1週間使ってみた感想は「AndroidよりIOSの方が全体的な品質がよい」この一言につきます。ただし、全体的に設定が蔵人向けではない印象です。様々なIT機器を使用する立場の人から見れば設定がどこにあるのか?分かりにくいと思います。気になった、よかった点は
- ボリュームが1つだけ。着信音、マルチメディア、通話用などAndroidのように目的に応じて出力を変えられたほうがよいと思います。日本では周りからうるさいと思われる文化ですので。
- 安定性がいい。品質がよいという感想ともつながりますが。
- 設定箇所が分かりにくい。AndroidやWindowsのように設定箇所がどこで行えるのか?ユーザインターフェースに統一性がないように思います。twitterの設定で「動画を自動再生」がどこからたどるのか?わかりませんでした。
- 通話の音が聞き取りやすい。昔からiPhoneでは複数のマイクを使って外部の雑音を消すような仕組みがあり、通話しやすいという記事を見たことがあります。Androidスマートフォンより本来の目的である通話という機能の品質がよいです。
これは使用者の個人的な思いにつながると思いますが、6s Plusですので使っているうちに重いという印象が残っています。滑り止めのついているカバーを付けていないと、いつどんな場面で滑って落とし画面を割ってしまうか?不安がAndroidより強く思いました。
iPhone初心者から見た感想でした。
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