スマホ更新時に何を選ぶ?
秋のシルバーウィークは終わりましたが、早い人であれば年末年始など冬の時期の旅行を計画している人もいることでしょう。それ以外にもこの時期は毎年恒例で新しいiPhoneが発売され、日本でもお祭り状態になりますよね。今年はiPhone10周年ということでプレミアムモデルであるiPhone Xが追加され9月のお祭りもあまり盛り上がならかったように思います。11/3がiPhone X発売で日本は祝日ですのでこちらが一番盛り上がることでしょう。
ということで、この時期から年度末に向かってはスマートフォンを更新する人が増える時期なのではないでしょうか?
iPhoneにすべきか?Androidにすべきか?悩み検討している人もいるはず。
海外旅行をする人はiPhoneを選択すべき
海外で高速になるキャリアアグリゲーションはiPhoneだけ
スマホをどこで使うのか?これも1つの新しいスマートフォンを選ぶ時の1つの条件になると思います。今のLTE通信は高度化されていて、その中の1つの技術であるキャリアアグリゲーションというものがあります。これは携帯会社が発信している周波数を複数一緒に使って高速にする技術です。携帯会社1社で持っている周波数は何個もありばらばらです。
iPhone発売前はスマートフォンといえばAndroidになっていました。新しい携帯を購入するためにはキャリアで販売している電話機を購入する必要があります。このキャリアで販売している電話機は製造しているメーカがキャリア用にカスタマイズされています。つまり、ドコモショップで販売しているAndroidはドコモで提供している周波数に最適化したスマートフォンです。auで販売しているAndroidはKDDIが提供している周波数に最適化されていると言った感じです。
こういう影響を考慮せず、グローバルな対応を前提にして販売されているのがiPhoneです。もちろんある程度、それぞれの国のキャリアで通信しやすいようには考えているでしょうけど。
そのため、キャリアで販売しているAndroidスマートフォンを海外旅行先で使う場合、キャリアアグリゲーションが未対応ということになります。最低海外で通信するためにキャリアで使用していない周波数対応を若干加えているだけです。
SIMロック解除すると海外旅行先で現地のプリペイドSIMを使ったり、ローミングで使ったり可能となりますがそういうデメリットがあります。
それに対してiPhoneはいくつかのモデルに分かれていますが、どの国で使ってもその国で提供している周波数とiPhoneが対応していればキャリアアグリゲーションなどが有効になります。もちろんグローバル対応前提の機器なので多くの周波数に対応しています。
iPhoneはキャリア版購入は旅行時期に注意
iPhoneを購入する場合、今まで通りキャリアショップで購入する人が多いと思います。旅行先でローミング利用する予定であればそれで問題ないですが、もしプリペイドSIMを使ってみたいと考えるのであればキャリアごとにSIMロック解除可能になる日数に違いがあったり、条件により解除可能な日数が違ってきます。新しいiPhoneの購入日、SIMロック解除可能な日、旅行時期を考えて購入しましょう。
一番いいのはアップルストアから直接SIMフリー版の購入だと思いますが、諸事情により難しい人もいるはず。
Androidにもメリットはある
Androidは様々なメーカから販売されています。最近であれば日本でもMVNOが普及してきてMVNOがキャリアに特化していないスマートフォンを販売していることもあります。そういうAndroidの機種によってはグローバルに周波数対応している種類もあると思います。
AndroidはiPhoneと違ってメーカや機種ごとに差異があります。そのためアップデートもGoogleからソースが公開されてからメーカから配信されます。
しかし同じメーカでも1年に何度も新機種が販売されるためiPhoneより高性能な機器になりやすいというメリットがあります。実際今年のiPhoneの通信速度は最高800Mbpsです。対して最新のAndroidは1Gbpsです。どのスマートフォンを使うにしても自分の生活にあった機種を購入するということが大事ではないでしょうか?
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