米国版iPhone 15 Pro Maxにないもの
とうとう米国版iPhone 15 Pro Maxを注文しました。米国住所への到着予定は9/22です。素晴らしい。待ち遠しい。到着が転送業者なので、そこからさらに日本に発送となり実質9月末or10月頭ぐらいに手元に到着と予想していますが。
今回、有名YouTuberの方たちのiPhone 15シリーズの注文を見ていると結構な割合で10月到着予定となり初回発送にできなかったようです。個人的な印象として日本版の製造数が少ないのでは？という印象を持ちました。2022年に発売されたiPhone 14シリーズで台数が売れなかったですし、モデル別に売れた種類もProシリーズより無印となるiPhone 14の方が売れたという実績があるからです。グローバルでみると売れる国の方に製造台数を割り振るでしょう。発売直後はPro系の方が売れる傾向にあるので流石に日本でもPro系の割合が多いでしょうけど、Pro Maxは日本で売れない傾向にあるのでProの方の割合を多く製造しているものと予想します。YouTuberの方がカメラ性能のレビュー動画を出したいがためにPro Maxを購入しようとしても、元々の日本版Pro Maxの台数が少ないんだと思います。あくまで個人的な予想なので悪しからず。
iPhone 15の日本のキャリアの通信速度
NTTドコモ利用時の通信速度
iPhone 15シリーズをNTTドコモ回線で使用した場合の最高速度は下り4.2Gbps, 上り218Mbpsとなります。通信速度はiPhone 15シリーズの4機種全てで共通です。
最高速度が出る5GはSA方式ではなくLTE方式と同時通信するE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)であるNSA方式となります。
EN-DCの組み合わせは下りがDC_1A_n78A、DC_1A_n79A、DC_3A_n78A、DC_3A_n79Aで、かつ256QAM, 4×4 MIMOです。上りはDC_1A_n78A、DC_1A_n79A、DC_3A_n78A、DC_3A_n79Aで、かつ64QAMです。下り4.2Gbpsで利用可能なiPhoneはiPhone SE(3rd)を除くiPhone 13シリーズからとなり、上り218Mbpsが利用可能なiPhoneはiPhone 12シリーズからとのことです。結果、意外にもiPhone 13, iPhone 14, iPhone 15と5Gの利用可能な理論値の速度が変わっていません。
KDDI(au)利用時の通信速度
iPhone 15シリーズをau回線で使用した場合の最高速度は下り4.1Gbps, 上り218Mbpsとなります。通信速度はiPhone 15シリーズの4機種全てで共通です。
最高速度が出る5GはSA方式ではなくLTE方式と同時通信するE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)であるNSA方式となります。
EN-DCの組み合わせは下りがDC_1A-3A_n77(2A)です。上りはDC_1A_n77A、DC_1A_n78A、DC_3A_n77A、DC_3A_n78Aです。下り4.1Gbpsで利用可能なiPhone 15ですがiPhone 13とiPhone 14シリーズは下り4.2Gbps利用可能と記載があるため若干低下しております。上り218Mbpsが利用可能なiPhoneはiPhone 13シリーズからとのことです。意外にもiPhone 13, iPhone 14とiPhone 15では下りのみ若干0.1Gbpsだけ違いがあります。誤り訂正符号など通信方式の違いで出た差だと思います。
ソフトバンク利用時の通信速度
まだ状況がわかりませんので判明したら更新するかもしれません。
LTEの1500MHzバンドは不要
日本の通信キャリアとしてLTEが主流だった時に3大都市圏以外で高速通信するために1500MHzバンドを使っています。確か3大都市圏は1.7GHzバンドの帯域が広く使っていたと記憶しています。
4G->5Gに移行を進めているのが現状では通信速度の帯域が必要な都市部で5Gの新しいバンドを使っているため5G対応のスマートフォンでは4Gでのみ使う1500MHzを使う機会が少ないと予想します。このLTEの1500MHzのバンドが日本固有のバンドであるため海外版スマートフォンだと未対応となります。
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