Appleが勧めるiPad Proはこういう人に使って欲しい
2018年にAppleから発売されたiPadは3月に9.7インチiPadがまず最初に登場しました。以前の延長でチップ性能が向上したモデルです。A10Xチップで2017年モデルのiPad Proと同様の性能にも関わらず価格の安さがウリのモデルです。iPad Proでしか使えなかったApple pencilも使えるようになり惹かれた人も多いのではないでしょうか?
そして6月に発表されるのでは?と思いつつ非常に待たされてようやく10月下旬に発表され11月3日に発売開始された2018年モデルのiPad Proです。フルモデルチェンジされApple pencilもモデルチェンジされました。Appleの発表内容を見るとiPad Proはクリエイティブな人にぜひ使って欲しいと提案された製品です。いつでも思いついた時に、ちょっとした時間で気軽に使えるタブレットとして持ち歩いて欲しいモデルとなります。
i-simTripもブログ記事作成や機会が少ない動画編集を外出先でiPad Proを使い今まで以上にクリエイティブ活動をしたいと思って購入しました。
クリエイティブに使うために必要な機能
高性能で軽くどこにでも持ち出せる気軽さ
今年のiPad Proに搭載されたチップはA11Xを飛ばしてA12Xチップが搭載されました。これはノートPCに搭載されるCPU性能と同程度な性能らしいです。よく動画で紹介されるベンチマークGeekbench4の値だと18000程度の性能となります。2018年MacBook Proのスコアが22000ぐらいなのでそれに近い性能が出ます。1kgもない軽さのタブレットでここまでの性能があれば画像や動画の編集にも十分な性能を発揮できることが容易に想像できます。
Apple pencilやSmart Keyboard Folioは必須
そして新しいApple pencilを購入すれば磁力でiPad Proにくっつけて使いたい時に気軽に使えます。絵を描いたり写真編集(画像編集)や動画編集をする人はApple pencilを合わせて購入した方がいいかもしれません。i-simTripの場合、動画編集をする機会は多くないことがわかっていますし、絵を描くことは全くありません。そのため購入を検討することはしませんでした。
逆にiPhoneの画面の小ささと文字入力のしにくいさを痛感していましたので、画面の大きいiPad Proと一緒にSmart Keyboard Folioは必須と考え本体と一緒に購入しました。家にいる時でも外に持ち出す時にも全て一緒に使っています。YouTube動画を見る時にも一体で使っています。
実際に1ヶ月使った感想
Smart Keyboard FolioとiPad Proの組み合わせがベスト
以前は古いノートPC(Windows 10)を使っていてブログ記事を書こうと思ってから実際に使える状態になるまでに10〜15分ぐらい待つ必要がありました。メモリーも多く搭載しているのですがHDDがずっとカリカリ続きアクセスが落ち着くまで時間がかかっていたのです。それがiPad Proになってからカバーを開けると画面が表示されSmart Keyboard Folioをセットするまで30秒もかかりません。アプリを開くまでで1分もかかっていないと思います。ブログ記事を書きたいとiPad Proを開き頭に思い浮かんだ文章をすぐに書くことが出来ます。
写真や動画編集しやすい
そしてiPhoneで撮影した写真や動画をどのようにコピーしようか?購入する時期まで悩みました。SDカードやクラウド経由がいいかもと考えたりしましたがiPhone XSとiPad Proの組み合わせであればAirDropを使えることに気づきました。Apple製品はiPhoneしか使ったことがないし周りのiPhoneを持っている人ともデータのやり取りをした事がないため中々思い浮かびませんでした。実際コピーしてみると非常に高速です。AirDropってWiーFiを使ってP2P通信しているからでしょう。これであればパケット消費もしないし、クラウド上に保存したくないようなデータでも安心してやり取り出来ます。
複数の写真や動画データはショートカットアプリを活用
そしてiPhoneやiPadで写真や動画をとるとファイル名はIMG_<番号>ですよね。パソコンであればエクスプローラを使って簡単にファイル名を変更出来ますが、iPadではそうも簡単にいきません。他のブログを検索すると解決方法がわかりました。以前はWorkflowというアプリでしたがAppleに買収され今ではショートカットというアプリになっています。このアプリを使うとこの問題が解決します。ファイル名変更ってクリエイティブなことではなくいわゆる定型的な作業ですよね。そのため、ある程度自動化する事が可能なんです。
複数のファイルをまとめて決まったファイル名にする事が可能です。例えばファイル名の先頭部分だけ文字入力を聞くようにして後ろを「_XXX」と番号をつけるとか。
一緒に画像サイズを決まったサイズに縮小する事も出来ます。ブログサイトにアップロードも自動化できそうですが、あえて手動にしています。
これを使う事でブログの文章作製に意識を注力することができます。
iPad Proのバッテリー持ちの良さ
1ヶ月以上iPad Proを使っていますが、中々外に持ち出して使う機会がありません。しかし自宅で使っていて気づいたことはバッテリー持ちの良さです。スマートフォンに比べればサイズが大きいので当たり前かもしれませんが、長い時間使えると思います。また、ポートがUSB-CになりiPhone Xの時に準備していたAnker PD30というUSB-C(30Wタイプ)充電器をようやく使えるようになりました。iPad Proとこの充電機の組み合わせで高速充電対応しているようで充電時間が短いことを実感しています。
最近YouTube再生が多く4スピーカーの良さを実感
レビューその1に書いていますが、iPad Proを購入してから仕事が忙しくクリエイティブなことに時間を割くことが中々難しい状況となっています。そのため最近はYouTube再生とTwitter記事を少しみるぐらいでしかiPad Proを使っていません。YouTube再生と言えばiPad Proは4スピーカー搭載でストレオ再生します。iPhone XSもステレオ再生しますが、やはりiPad Proの方が大きいので音もよく聞こえます。
iPad Proの良さを発揮するような生活をしたい
YouTube再生だけではiPad Proが勿体ない
しかし折角のiPad Proですので外でも使いたいですし、クリエイティブな事に使っていきたいと考えています。昨日ようやく以前に撮影していた旅行動画をiPad ProのiMovieで編集しYouTubeにアップしました。以前はiPhoneのiMovieで動画編集していましたが、画面が大きいので映像の細かいところまでわかりやすく編集操作もしやすかったです。
バッテリーやスクリーンタイムを見るとYouTube再生が主体なのが一目瞭然ですね。
iPad Proの性能を使い切れていない
1つ心残りなのは折角iPad Proを購入したので、もっと使い切りたいという思いもあります。Apple pencilを持っていないので使えないこともあるのですが、例えばiPad Proであれば画面のリフレッシュレートが120Hzですよね。しかし、これを発揮するようなアプリを使う機会がありません。また、iPhone XS, iPad Pro両方に搭載されたeSIMも活用したい思いがありますが、日本国内だけでは今のところ使う機会はないでしょう。海外でもまだまだポストペイドタイプでQRコードが使えるニュース記事を見かける程度でまだまだこれからという印象です。プリペイドタイプもあるにはありますが、世界でローミングできるサービスタイプなので、その国のプリペイドSIMを購入した方がはるかに安くすみeSIMは使わないでしょう。日本ではMVNOにeSIM機能が解放されるとユーザの流動性が高くなりそうな気もして個人的に賛成です。
ある意味自身の使い方だと3月に発売された9.7インチiPadでもいいような気もしてきます。iPad Proは高価ですのでその点が気になる人は10.5インチの旧モデルや9.7インチiPadを購入する方がいいかも知れません。iPhoneとiPadを両方持った人は今までとは違う素晴らしい生活スタイルになる可能性があると思います。
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