発売開始されたiPad Pro 11/12.9のレビューが出始めた
iPad Pro 12.9インチモデルはやっぱり重い
あるブロガーのサイトを見たら早速ある情報が載っていました。その人はiPad Pro 12.9インチを注文していて先にSmart Keyboard Folioのみが到着したようです。私と同じ状況ですね。本体がないからSmart Keyboard Folio 12.9インチの重さを測ったら408g(あるレビューアーが測った値)だったようです。以前の12.9インチモデルのSmart Keyboardで336gでした。以前のiPad Pro 12.9インチ用と比較して後ろ全面をカバーするため全体重量も重くなったのかもしれません。iPad Pro 12.9インチWi-Fiモデルの重さ631gと合わせると1039gとなります。これってモバイル用途メインのノートPCとほとんど同じ重量ですよね。折角iPad Pro本体が少し軽くなってもセットで使うSmart Keyboard Folioがこの重量ではあまり意味がありません。普段持ち歩くのであれば、iPad Pro本体、Smart keyboard FolioやApple Pencilの他に充電器やモバイルバッテリーも一緒にカバンに入れる人がほとんどだと思います。確実に1.3~1.7kgぐらいの重さになるのでは?と予想できます。ノートPCよりは少し軽くなると思いますがやっぱり重いですよね。実際あるYouTuberの方の動画でiPad Pro 12.9インチ本体だけであれば軽く感じるけれども、Smart Keyboard Folioは重く感じるという感想が出ていました。本体と一緒だともっと重く感じるでしょう。
iPad Pro 11インチモデルの方がモバイラーに最適
iPad Pro 11インチモデルは軽い
i-simTripの方も11/7夜に11インチ用Smart Keyboard Folioを受け取りました。すいませんがi-simTripの自宅には体重計しかありません。ざっくり感になってしまいますが計測した重さは0.3kgですが、YouTuberの方の動画で重さを測った結果は295gでした。以前のiPad Pro 10.5インチ用のSmart Keyboardだと244gだったかと思います。新12.9インチ用が重くなっているので11インチ用も重くなっております。iPad Pro 11インチモデルの重さは468gですので合わせると763gになります。ちなみにApple Pencilは18gです。これぐらいだと充電器やモバイルバッテリーを一緒に持っても全部で1~1.3kgぐらいではないでしょうか?LCCを使った移動手段で手荷物の制限重量が以前は10kgまでだったのが最近だと7kgとかもあるので軽いに越したことはありません。個人的には11インチモデルを買ってよかったと思った次第です。
i-simTripが見たSmart Keyboard Folioと他のケース
11/7夜にi-simTripもiPad Pro 11インチ用Smart Keyboard Folioを受け取りました。その時の写真と感想を紹介します。
いつものように段ボール箱に梱包された状態で発送されてきました。
開封すると次のような箱になっておりました。
箱の中身を見るときれいなケースです。ビニールでカバーされているので荷風すると表側はそれなりに高級な感じで裏側(特に本体裏側とくっつくところは少し毛で柔らかい感じで傷がつきにくい感じです。キーボードはキーストロークが思ったより深い印象です。実際手で入力操作した限りでは慣れが必要と個人的に思いました。しかし、入力しにくい感じはありません。
気になったのはiPad Proの液晶画面に蓋となる部分がキーボードと直接触れるという点です。今までのiPad Pro 10.5インチモデルだとキーボードが中に隠れてふさふさした部分が液晶にあたって傷がつきにくい状態でしたが、今回から液晶画面に直接キーボードがあたるため長く使っていると液晶に傷がつく可能性があります。液晶にフィルムカバーを付けたほうが良いかもしれません。
それに対してAmazonで購入したESRのiPad Pro 11インチ用ケースを比べるために開封しました。大きさは同じ印象なのでサイズが合わないという感じはなさそうです。ただし、Smart Keyboard Folioと違いスマートフォンで使うような感じと一緒で本体側をはめる側面と裏側はプラスチックな感じです。液晶画面と接する側は毛で傷がつきにくい感じになっています。ケース外側は完全にプラスチック感が出ていて安いっぽい印象があります。実際安いのですが。一度Apple Storeから購入したアクセサリーを使うとサードパーティーのケースは使いにくいかもしれない感想を持ちました。
重さはどちらも持った感じでほとんど違いがない印象です。キーボードがついていてもiPad Pro本体がないためか重く感じませんでした。そういう意味では12.9インチモデルではなく11インチがモバイル用途に最適だと再確認した次第です。
2018年のiPad Proレビューアーの情報から見える機能
USB-Cの充電機能は機種によりけり
今年のiPad ProではポートがlightningからUSB-Cになりました。そしてこのポートでiPhoneと接続するとiPad ProからiPhoneに充電されるようになります。この説明は発表会で説明していました。しかし、Androidスマートフォンとか他の機種を接続するとこの挙動が変わります。Galaxy Note9をつないだ人はGalaxy Note9からiPad Proに充電する方向だったとのことです。また充電方向を決めるための項目がiPad Proの設定自身にありません。
Androidスマートフォンによっては画像ファイルをiPad Proで開けない
また、今年のiPad Proではデジカメを直接USB-Cで接続して画像ファイルを転送したりできるようです。これもAndroidスマートフォンであるGalaxy Note9を接続すると画像が表示できません。また、Pixel3でも同様のようです。iPad ProはノートPCと違ってタブレットでiOS側で制限している所もあります。SDカードから読み込まさせる場合にも画像ファイルのみで一般的なファイルをiPad側では認識しません。iPad Proでは今まで同様にファイルの管理という部分では制限があります。
USB-Cを使った外付けディスプレイ接続
今まではlightningポート用外付けディスプレイ接続用アクセサリーを使って対応アプリで大きな画面に表示できました。しかしこのアクセサリーが曲者で解像度がよくありませんでした。しかし、今回からは一般的に販売されているUSB-CのHDMIポートアダプターを使えるようで実際に使ったというレビューが出ています。基本は画面のミラーリングだが対応アプリではセカンドモニターになります。最大5Kまで対応していて、HDMI2.0(4K, 60Hz)対応します。
新型iPad ProのUSB-Cポート仕様が公開
新iPad ProのUSB-Cの仕様がAppleから公開されたという記事も出ています。今まで説明してきたUSB-Cを使った使い方以外に以下のような機能が個人的に注目しています。
- オーディオ出力はDolby Digital Plus audio streamsをサポート
- USB-Cハブやドック
- 写真およびビデオ(DCIM)の外部ストレージ
- USB to Ethernetアダプター
- キーボード
- 5K解像度はリフレッシュレートが最大30Hzの可能性あり
- 充電USB-PD規格で27Wぐらいまで(試した人の話では15V/1.8A)対応していた。
逆に使えないUSB-Cの種類は
- マウス(BluetoothとUSB-Cどちらも)
- USB-C接続のWi-Fiルータ
- PowerShot G7 X Mark IIは認識しなかった
iPad Pro付属品の利用者が多くなるかも
iPhoneにしろiPadにしろ付属品と言えば充電器、ケーブル、SIMピンではないでしょうか?今まではどちらもlightning端子でしたしほとんどの人は高速充電可能なlightning用充電器を持っていると思います。そのため付属品の充電器、ケーブルは未開封が多いと思います。せいぜいlightningから変換する3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタぐらいは開封していたかもしれません。しかし今回のiPad Proから新しいUSB-C端子で付属の充電器も最初から高速充電対応しています。ケーブルと両方開封して使う人が多いことでしょう。
これからiPad購入検討する人に一言
Apple Care+ for iPadは必須
最後にこれからApple製品の購入を考えている方に一言です。iPhoneを購入するときに2年間保証するApple Care+に入らない人も多いと思います。iPhone X世代から裏面もガラスになり破損時の修理費が高額になりました。去年、今年のiPhoneぐらいからApple Care+へ加入者が増えている可能性があります。それに対してiPad Proは画面も大きくYouTuberの方の動画を見ると意外に故障することが多いように見受けられます。例えば液晶に線が入るとか。iPhoneよりもiPadの方が長く使う機会が多いと思います。ぜひApple Care+に加入することをおすすめします。
最後に
まだiPad Pro本体を触っていませんが、現時点で紹介できる機能や使用者から見えてくる点を説明しました。外出先で手軽に使いたい人、立って使う可能性または不安定な場所で使う可能性のある人はぜひiPad Pro 11インチモデルがいいでしょう。ある程度固定された場所で使う人は12.9インチがいいでしょう。またどんな場所でも使いたい人はWi-Fiモデルよりセルラーモデルがいいでしょう。容量は画像や動画ファイルをとにかく整理せず保存するような人はそれなりに大容量で、常にファイル整理して外部に保存する人は64GBモデルでしょう。i-simTripはApple Pencilは購入しませんでした。費用対効果でいえばキーボードを使う機会が圧倒的に多いからです。iPhone同様に指でも困る操作はなさそうですし。自分がどういった使い方をするのか?でおすすめモデルは変わります。Apple製品は価格が高いのでよく考えて購入してほしいと思います。
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