やっと住んでいる場所で700MHzの基地局が開始
先月、自宅に入っているチラシが来ていました。近くの基地局で700MHzの周波数の発信が開始されるとのことで、テレビの画像に影響を及ぼす恐れがあるとか。テレビの電波を強くする古いブースターを使っている場合に今回の携帯電話の周波数も倍増されることが影響するらしいです。もし影響が出たら無償で対応してくれるらしいので連絡してほしいという内容でした。
というのはテレビのアナログで使っていた周波数がなくなり、携帯電話での周波数不足へ対処するためにも新たな周波数が割り当てられたのは数年前にあったと思います。詳しくは知りませんが事業所関係でも使っている周波数も含んでいるため、それを移行させて空かせたはずです。なので、この700MHzの周波数が開始される時期が場所ごとにばらばらになっています。
地方の様々な場所でB28(700MHz)を確認
i-simTripが住んでいる場所はまだこれから700MHz発信を開始されますが、地方の他の場所に行く機会があったので、受信できるのか?をフィールドテストモードで確認しました。
確認できた場所は山形県の山寺と羽黒山。どちらもB28(UARFCN: 9510)と表示され、700MHzで確認できました。羽黒山だとぎりぎり受信できた感じでした。
また、山形県の山形市や天童市の合間あたりでも同様に受信確認できました。その時にはB19(UARFCN: 6100)で800MHzの周波数とキャリアアグリゲーション(CA)接続されていることまで確認できました。
個人的な感想ですが、今までは800MHzがプラチナバンドと呼ばれ、奥まで回り込んで受信できる特性があり重宝されていましたが、今回の700MHzも同様かと思います。様々な場所で発信される周波数となっていくと思います。また、新バンドであるため、対応機器はまだまだ限られています。混雑していない周波数となるため高速な通信にもなりやすいでしょう。まあMVNO自体が混雑しているので、格安SIM利用者はあまり関係ないかもしれませんけど。
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