mineo Dプランを選んだわけ
格安SIMであるMVNOの会社は数多くあります。i-simTripがどれを選ぶか?を考えるうえで第一に考えたのが、まず速度です。様々な個人ブログやニュース記事で紹介されているので参考になるサイトを見て参考にしました。これで数社まで絞り込みができました。ここで自分があったサービスや料金を次に選びました。mineoを選んだわけはまずキャンペーンで毎月の料金が1年間安くできること。後はauとドコモ両方を選べる選択肢の広さです。それ以外にmineoはパケット消費しない速度制限のOn,Offも可能です。
mineoの場合普段の速度はそれなりにあり、昼の時間はどこのMVNOでも遅いです。mineoは定期的に増速しておりいつ増速作業が行われるかも公開されています。
MVNOそのものはmineoに決めましたが、au回線にするかドコモ回線にするかを決めかねていました。iPhone Xが受け取る予想時期が近付いていて、最終的に決め手になったのはテザリングができるDプランにしました。やはりMVNOに対する制限があるauに良いイメージは持てませんでした。事情は明かせませんが、i-simTripはauに対して非常に悪い印象を持っています。
平日にmineoを実際に使ってみた
使い勝手は良い印象
休日からmineoを使っていましたが、休日はどの時間帯でも特に遅いと感じることなく普通に使えました。特に重要と思われる平日ですが、出勤時間帯で遅いという感じはなかったです。午前中の仕事の休憩などでちょっとさわっても同様です。特にみなさんが重要に思うだろう昼休みの時間帯はよくニュース記事で紹介されているように非常に遅いという印象でした。
速度制限をOffにしてSPEEDTESTを実行したところ、下り320kbps、上り7.8Mbpsでした。
また、次にPM2:30の時には下り26Mbps、上り6.2Mbpsです。これぐらいの速度が昼以外では出ており、キャリアでないと使えないというわけではありません。
i-simTripの使い方は朝は早めの出勤を心掛けており、会社についてから少し使います。またAMやPMのちょっとした休憩や昼休みの時間帯。そのため昼以外は特に普通に使えます。
昼間は通信速度制限がおすすめ
昼休みは速度制限をOffにしても遅いので、パケット消費を防ぐ意味でも速度制限Onのまま使うことをお勧めします。普段の使い方をする上でスマホを使わないときには速度制限Onにして、いざスマホを操作しようとするときの最初に速度制限をOffにして使うことがいいのではないかと考えています。操作が終わったら再度速度制限をOnにするという感じです。
こういう使い方をすれば、基本契約するパケットサイズをだいぶ減らせるかと思います。
ドコモ回線で受信するバンドはB21だった
i-simTripが住んでいるところは地方になり、仕事先で受信するドコモ回線の周波数を調べたいと思いました。早速iPhone Xでフィールドテストモードを起動し確認したところ、UARFCNが6525と表示されることからバンド21(1.5Ghz)であることをが判明しました。どの時間帯でも同じです。
最近のLTEは音声通話がVoLTEになり高音質でLTEデータ通信もキャリアアグリゲーションであるLTE-Aでさらに高速化されています。ここまでになると地方ではどの時間帯でも十分な使い勝手で回線自体が問題になるということが少ないです。対して首都圏だと1つの基地局でカバーされる限られたエリアに同時利用者が非常に多数いるため、いつの時代でも常に遅いという印象があります。実際、仕事などで首都圏に行くと地方での使い勝手に比べてもっさりしていたり極端に遅かったりしてIP電話も応答が悪かったこともありました。
新しい周波数でサービス提供が開始されるとそれに対応する機器が限られるため最初は速いですが、2,3年もするとまた同じように遅く感じるという繰り返しがあるかもしれません。
しかし、最新技術であるmu-mimo対応のiPhoneが今後登場してくればそういう混雑度合いも改善されると予想しています。今年のiPhoneでは4CC CAのキャリアアグリゲーションまででMIMO対応していませんが、来年には対応してくるでしょうし今後のiPhoneにも期待しています。
キャリア契約の複雑さに疲れた人はMVNOに
いろいろとmineoについて記載しましたが、mineoだけではなくキャリアも毎年様々な施策でユーザにお得感や新機種の購買意欲を高めて自社に引き留めようと必死になっています。そのため、買い替え時期には以前とは違った考え方や制約を把握する必要が常に発生しますが、スマホの代金と通信料金のトータルは変わりません。なぜならそれが変わるとキャリアの売り上げダウンにつながるからです。ユーザに対して安さやお得感を見せますが、キャリアに縛られる様々な制約の上で成り立っています。ユーザがそれに振り回される必要はないはずです。モバイル機器を使った生活スタイル自身を充実させることに時間を費やしたほうがいいでしょう。MVNOの単純な条件で契約し昼間の遅さに振り回されたほうがまだいいと私は思います。ぜひ皆さんもキャリアからの脱却を図る1つのきっかけになればいいと思います。
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