スマホOSアップデートで思う事
ITメディアでちょうど、紹介されており、iも常々、昔から気にかけている事だったので、この件で書いてみました。
今年、アップルで予定されているiOS9ですが、この対応機種が4年前に発売された機器までも対象となっています。iPhone4s, 5, 5s, 5c, 6 ,6plusさらにはiPAD2もです。
多くの国では古いiPhoneの方が価格が安いため、人気な理由の1つにもなっています。型落ち機種でも最新OSで使う事ができるからです。
Androidにも18ヶ月アップデートガイドラインがある
それにしてもGoogle陣営であるAndroidは2011年に18か月のアップデート補償をするというガイドラインが出されましたよね。もちろん今人気であるXperiaシリーズを出荷しているSonyもそれに対応したメーカの1つです。そのため、世界で発売されているグローバルモデルは常にアップデートされているんですよ。( ^)o(^ )
他にもこのガイドライン保障しているメーカが以下のようにあります。
- Verizon
- HTC
- Samsung
- Sprint
- Sonyエリクソン
- LG
- T mobile
- vodafone
- MOTOROLA
- AT&T
日本のキャリア独自さが原因
このようにキャリアも名前を連ねていますが、残念ながら日本のキャリアは1つもない。これには大人としての経験を少し積んだ人であれば、ある理由がすぐ予想できます。
日本は2年しばりを設けて、最新機種を安く利用できるメリットをユーザに提供しています。これを逆にとらえると常に最新機種への買い替えをさせており、実際多くのユーザは買い換えています。このサイクルで自分のキャリア、しまいには他社からのMNPでも格安提供してユーザを取り込んできました。
モデルが古い機種をアップデートして利用するというサービスとこのビジネスモデルが真っ向からぶつかっているのが大きな理由になります。
iPhoneは同じキャリアでの買い替えでも優遇措置をとっていますが、キャリアがアップルと契約した台数を販売しなくちゃいけないからです。そのため、iPhoneユーザが日本で多くなっている原因の1つになるでしょう。
対して日本のキャリアから発売されたAndroidはGoogleの18ヶ月アップデートガイドラインに真っ向からぶつかるビジネスモデルのため、理由を付けてアップデートを提供していません。同じモデルの海外版はアップデート提供しているのにです。
iはiPhoneも検討しますが、アップルの囲い込み戦略から見えるクローズドなやり方や日本のキャリアではSIMロック(今年からは解除可能ですけど)という理由、Androidの使い勝手の良さ、スペックの高さでGalaxyやXperiaを使ってきました。
グローバルモデルとキャリア版両方の使用経験から言えることはやっぱりキャリア版は制限がありすぎる事が欠点と思います。国内だけで利用する分にはいいかもしれませんが、海外に行く人にはどうしても使い勝手が悪いのです。例えば以下のデメリットが。
- 独自のアプリによる空きメモリ減少(アップル製品は当てはまらない)
- SIMロック解除して他社のSIMを利用しても独自アプリやカスタマイズで不具合が出たりして使いにくい(アップル製品は当てはまらない)。設定がカスタマイズされてBluetoothテザリングが使えなかったり、キャリア用設定がOSに組み込まれていたり。
- グローバルモデルと比較してアップデートがほとんどない。結果、セキュリティが不安。
おすすめスマホの結論
よってiが出した結論はNexusシリーズを使う事。これでキャリアでも利用しやすいし、かつ最新アップデートもでき、海外で別のSIMも使いやすい。まあ日本のキャリアで購入する機種よりはスペックが少し落ちたり、おサイフケータイを使えないっていうデメリットもありますけどね。(ただしこれはiPhoneにも同様にいえる事ですね。Androidよりスペックはどうしても低くなる)
もちろんアップルのiPhoneもSIMフリーで購入すれば、同様の使いやすさを手に入れられますが、価格が高いというのが一番のデメリット。となりますが、人によってはやっぱりiPhoneがって人もいるはずです。
皆さんも自分の生活スタイルには何が一番あっているのか?を考えてキャリアに振り回されないスマホ利用を考えてもいいのではないでしょうか。
以下の記事を見て改めて思いました。

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