冬の秋田県の温泉は冬季期間が安い
以外に知られていないと思うが、12月~3月までの期間(一般的にだが)の秋田県の温泉旅館やホテルでは冬季料金となっていて安く宿泊できる場所が多い。2015年の年末年始で安く宿泊できる旅館のチラシを見つけ、今まで行ったことがないし、ゆっくりできるのではないかと思い、湯沢市にある小安峡温泉の風の妙という旅館に宿泊を決めた。
安い旅館では2泊3日(もしくは3泊4日)のコースがある
もちろん1泊2日として十分安いため、昼食も込みで2泊3日(5食)というコースもあったりする。
冬季で道路に事情に注意する
当たり前のこととして注すべきことは冬の秋田県は雪が多い。そのため天候によっては道路に雪が積もっていたり、吹雪になっていることもあるため、車で移動する場合運転に十分注するべきだ。ちなみにi-simTripは生まれが雪が多い地域で10年近く、雪国での運転経験があるため、運転なれしている方なので車での移動をしている。
風の妙という旅館は2015年にオープン
風の妙は2015年に以前の建物をリフォームしてオープンした旅館であるようだ。個人で小さく経営している旅館のようで、ホームページもほかの旅館と違ってこじんまりしている印象だ。代わりにFacebookで情報が多く提供されている。
いざ宿泊(1泊目)
とにかく当日は天候が悪く県境は吹雪で移動が想定よりもかかって大変だった。しかし、湯沢市に入ると天候が落ち着いて積雪はあるが、冬の運転としては普通だ。時間はかかったが、無事、小安峡温泉につくことができた。入り口は積雪をできるだけなくすために水や温泉水を流していて雪が多く降っている時でも駐車は楽にできるようになっている。
こじんまりとして静かでゆっくり過ごせる温泉(風の妙)
個人経営で人が少ないためタイミング次第では駐車の案内がなかったりする。ロビーはこんな感じになっていて流石に2015年にオープンしただけあってきれいで気持ちよく過ごせる印象だった。
ちょっとした休憩用の椅子があり、近くには皿などの陶磁器(?)が飾られていて、(さらに販売もされているようだ)大人がリラックスしていられるスペースになっている。1つ指摘するとすれば音楽もなく、静かなので人によってはあれ?って思うこともあるだろう。
宿泊用の部屋に案内される
部屋には既に寝るための布団が敷かれており、テーブルにはお茶菓子も用意されている。部屋の中はやはりきれいなのでとにかく気持ちよく過ごせることだろう。
部屋に入ってすぐの所に洗面所、トイレ、さらにヒノキ風呂がある。まあ温泉旅館で部屋の風呂に入る人はいないだろうが、念のため見たら、木の香りがしている。しかし風呂の明かりをつけるスイッチを見つけることができなかった。また、部屋に冷蔵庫はない。
いざ温泉に入る。
ある程度ゆっくりと落ち着いた所で、大浴場に温泉に入りに行ってきた。よくこういう旅館では他の人への配慮で写真撮影やカメラの持ち込みを禁止しているため、i-simTripでは写真を撮っていない。
露天風呂がなく、中に石でできたきれいな風呂がある感じだ。しかし、入り口に張り紙があり、そこに体を洗うためのシャワーなどの蛇口から数分出しっぱなしにしないとお湯がでないという説明書きがあった。これに驚いた。実際に体を洗うために数分出しっぱなしにしてからお湯が出ることを確認でき、もう1つ驚いたのが一度でも止めるとさらに同じだけの時間をかけないとお湯がでない。お湯が出たと思ったら、今度は熱すぎて調整する必要があったり、途中に突然ぬるくなり熱くしたりとシャワーはまず使えないと思ったほうがいい。気持ちよく過ごせない洗い場。それが風の妙の温泉だ。
i-simTripは温泉がきれいなので、直接風呂から汲んで体を洗った。田舎の共同浴場などでよくあり、慣れているため気にしないようにして過ごした。
部屋数が多くないため、宿泊客数も少ない。そのため、温泉に他の客と遭遇することが、ほとんどなく一人で入ることが99%という感じで静かに人を気にすることなく温泉に浸かることができるのがよかった。
夕食は値段相応においしく頂いた
最初に説明を忘れたが、夕食は18時以降、朝食は8時からと決まっている。時間の融通が利かないため気を付けたほうがいい。
i-simTripは18時になったので、ロビーで待っていると、まだ少し準備あるので待ってほしい旨を宿のご主人と思われる人から説明をされた。出来立ての暖かい料理を食べてほしいとか言われたのが印象としてある。数分まってから食事の部屋に案内をされた。
ここが夕食の部屋だ。浴場に行く途中にある部屋だ。木を生けてあり、雰囲気もいいが、1つ残念なのはここでも音楽もなく静かである。
大人の食事がこれだ。魚はハタハタの雄らしい。宿の人に確認したら、そうだといわれた。
子供のメニューがこれである。まあ子供向けなので料金的にもこんなもんだろうと思う。
ある程度食べていると、鍋を準備された。セリとほうれん草と鶏肉の鍋だ。最後に稲庭うどんを食べることができる。秋田らしく大変満足のいく食事だと思う。
驚いた人もいるだろうが、根っこもついている。地域によっては根の部分も頂くのだ。根の部分を洗うのが大変らしい。(知っている人いわく)
この鶏肉が比内地鶏なのか?は不明。
最後に稲庭うどんでしめる。1泊目の食事としては十分満足のいく食事であった。
最後のデザート。かぼちゃプリンかな?
食事の後、部屋に戻る途中に大変気になったのが、たばこのにおい。ロビーわきに喫煙場所を用意しているらしい。しかしここって通路の途中だし、集煙装置があるわけでもないため、廊下やロビー全体ににおいが広がっている。喫煙をしない人にとっては大変気になった。子供にもよくないし。
一泊目の感想
一泊目の宿泊としてはいろいろと思うところはあるが、料金的にも満足のいく旅館だった。しかし、たばこのにおい、暖かい料理と提供と言っておきながら、そういう料理が皆無な点、一番の目玉である温泉の浴場の洗い場でお湯がすぐ出ず実質使えない点などいくつもある。
コメント