2024年のiPhone16は元から興味なし
私は去年2023年にiPhone 15 Pro Maxを購入しました。そのため今年は当初から買い替えする予定を考えていません。
最近のiPhoneの改善は微々なるもので、驚くような機能があることはまずないからです。1つ気になる点はあるとすれば5Gミリ波でしょうか。これに日本で対応するのか?についてのみ個人的に気になりました。
WWDC2024で発表されたiOS 18でApple Intelligenceが大きな機能でした。これに対応する機種は今年発売するiPhone 16を除いて既存機種ではiPhone 15 Pro系のみです。この点でもiPhone 15 Pro系ユーザの買い替えは少ないと思います。
iPhone 16 Pro (A18 Pro)との比較
日本時間9/10深夜に毎年恒例のAppleの新製品発表が始まりました。いつもリアルタイムで見ず早朝に見ていました。今年は何故か当日に見る気になれず、発表された内容を書いた記事のみを見ました。





対応バンド


念の為iPhone 16 Pro系の型番ごとの対応バンドを見ます。案の定、15系と同じ(LTE B46がなくなりました)でした。米国版のみがミリ波対応です。スキップ確定です。
後で知ったのですが、通信モジュールはてっきりQualcomm X75かと思いきやX71Mです。Appleのコストダウンさせたい思いで採用されたようですが、最新モジュールにして欲しいものです。
ちなみに米国版のみ利用可能な15 Proまでミリ波のアンテナの場所がカメラコントロールに変わったので、上部に移動しました。
A18 Proチップ性能
iPhone 16 ProになってA18 Proは去年のA17 ProよりCPUは15%、GPUは20%高速化されました。このあたりは順当な性能アップですが、体感は変わらないでしょう。


他の機能について
一番大きな印象は画面サイズアップです。これは魅力的ですがその分重くなっています。
カメラ性能のアップやカメラコントロールボタン搭載がありますが、カメラをそんなに使い込む訳ではないので買い替えするほどの魅力はないです。MagSafe充電が15W->25Wに増えた点も素晴らしいですが同様です。







2025年iPhone 17に期待すること
2025年iPhone 17シリーズに搭載されると予想されるX80モデムであれば以下のような機能でより高性能になります。
- Sub6のCAが6CC。ミリ波のCAは10CC
- ミリ波とSub6のCA
- アップリンクTDD、FDD切り替え(Switched Uplink TDD-FDD)
- 5G通信のAI処理でミリ波範囲拡大
衛星通信で使用されているNB-NTNも対応します。
このチップ搭載で米国以外でもミリ波対応するN257バンド対応に期待します。
また、メモリ8GB->12GBに増加も期待します。Apple Intelligence機能でストレージで4GB必要になり今後の機能増加でさらに増える恐れがあるとか。ストレージとメモリ両方の増大が必要なのでしょう。結果、M5系iPad Proは16GBメモリが標準になるのでは?と個人的な予想です。
AirPods4とApple Watch Series10
今年の注目ポイントはiPhone 16以外の製品に魅力を感じました。
まずはApple Watch Series10です。Series6〜8までは性能アップはありませんでした。Series9のS9 SiPで性能改善とニューラルエンジンが搭載、Series10ではS10 SiPを搭載します。S10 SiPはS9 SiPと同等性能のようですが、パフォーマンス、電力効率、インテリジェンスを考慮し改善されたチップのようです。薄型化にも寄与する片面基盤とか。
Series9を使っている人からすれば買い替えするほどではないですが、それ以前のベゼルが細くない機器を使っている人からすればチップ性能もアップ、画面サイズ増大がいいと感じます。海外旅行にいく人にとってリアルタイム翻訳は素晴らしいです。iPhoneを出さずに腕時計だけで翻訳しながら会話出来ます。
また、AirPodsを今まで使っていないため改めて初めて知ったのですが、AirPodsでは1つのApple製品とペアリングすれば、複数のApple製品を自動で切り替えしてくれるそうです。他メーカであればせいぜい2機器の接続程度なのでやはりApple純正の利点がありますね。ANC対応のAirPods4に魅力を感じました。1つ難点を言えば利用時間。充電なしで4、5時間ぐらいしか使えません。ケースで充電すればいいのでしょうけど、例えば仕事で会議があり1日中使うことは無理ですね。

